ネットショップを開業する人は絶対に知っておいたほうが良い5つのこと

ネットショップを始める人に考えてほしいこと

近年、実店舗数が少なくなることはあれど、ネットショップの数が少なくなることはまず無い。といわれるほどにインターネット上で商売を始める人たちが増えてきている。

しかし、ネットショップを始める人の殆どが知らず知らずのうちに自分の首を絞め、成功をおさめる間も無いままに閉店してしまっているのが現状だ。

それは何故か?

答えは1つ。先のことを考えずにスタートしてしまっているからである。

これからネットショップを開業して商売を始めたいという人は、まずこの記事を読んでじっくり考えて欲しい。

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1.開業すれば何とかなる!ということはない

ネットショップを始める人の多くが『とりあえず開業してみよう』という考えの人だ。

インターネットを使って商売をすれば、とりあえずどこからか客が流れこんできて、売り上げにつながるかもしれない。と考えているかもしれないが、それはとても浅はかな考えであるということを理解して欲しい。

ネットショップといっても、実店舗で販売しているのと何も変わりません。まずお店のことを知ってもらわないと見向きもされませんし、商品を売ることも出来ないのです。

昨今、無料でネットショップを開くことの出来るツールも増えてきて、気軽さが増しました。ですが、ただショップを開業した所で客が来ないのであれば、閉店しているのと何も変わらないということ。

それはかえって無駄な労力を捻出しているに過ぎないのです。

2.『無料』でお客を呼びこむのは難しい

ネットショップを新規で開業するする人の多くは、『無料』のツールを使い『無料』で客を呼びこもうと考えているかと思います。

その考えは誰にだって当てはまりますし、出来ればそれがベストな選択であるのは間違いないでしょう。

しかし、現実はそう甘くありません。

インターネット上でネットショップを開業している店舗は星の数ほどあります。その中にあなたの競合となるネットショップも沢山いるでしょう。

まず競合との争いに勝てなければ、大きな利益を出すことは難しいです。

ここでいう争いとはなにか?それは【SEO対策】【ネット広告】です。

SEO対策というのは、検索エンジン(GoogleやYahoo)の検索順位を上位に引き上げる対策のことです。

例えば、あなたがアロマオイルを販売しているとします。ネット上でアロマオイルを購入したい人は、勿論そのワードで検索するわけですから、検索した時に一番上であなたのサイトが表示されていれば、あなたのサイトを見てくれる可能性が高まります。見てくれる可能性が高まるということは、購入してくれる可能性も高くなるということです。

このように、検索した時の順位を引き上げる対策のことを【SEO対策】といいます。

次にネット広告についてですが、これに関しては様々な形があります。その中でも最近名前がよく聞かれるようになったものとして『リスティング広告』が挙げられます。

リスティング広告とは、GoogleやYahooなどで検索する際に、検索バーの下や画面の右側に出て来る広告のことを指します。

リスティング広告表示部分

リスティング広告を使えば、特定のキーワードで検索するユーザーに対し、効果的なアプローチを仕掛けることが出来、効率よくコンバージョンに繋げることが出来ます。

SEO対策とリスティング広告(以下ネット広告とします。)が上手く出来れば、ほぼ確実に利益を出すことが出来るでしょう。しかし、どちらも専門の業者が居て、自分で対策することがとても難しいです。

結果として、少なからず業者に頼らなければならないため、多少の投資が必要となってくるのが現状です。
(本当に無料で客を集めることも不可能ではありませんが、確実性があるわけでもない上、かなりの時間と労力が掛かることは間違いありません。)

3.業者選びは慎重に

上記で説明したSEO対策とネット広告についてですが、大抵の場合業者に頼ることになると思います。

業者に頼る事を前提として考えるのであれば、次に考えるべきことは『業者の選定』となります。

SEO業者もネット広告業者も、必ず悪質な会社があります。特にSEO業者に関して言えば、優良な業者の方が少ないかもしれません。ここで紹介する選定方法はあくまでも参考程度ですが、最低限知っておいて損はないでしょう。

SEO業者は大手を選ぼう

SEO業者を探すと星の数ほどありますが、その中でも一番信用できるのはやはり大手の業者です。

お金をかけずにSEO対策がしたいなら、中小のSEO業者に頼ってみてもいいかも知れませんが、そういったところは大抵結果を出すためにブラックSEO(スパム行為)スレスレの事をしていたりします。

短期的に順位を上げるだけならそれでも良いでしょうが、長い目で見れば絶対に大手の業者を選んだほうが良いでしょう。

ネット広告業者は相手の提案力で決めよう

ネット広告業者を選ぶ際には、相手側が積極的に改善提案をしてくれるかが重要です。

業者を利用するユーザーの知識は限られているため、こちらの要望のとおりに広告運用してもらった所で、成果が上がらない事はざらにあります。

そんな時、業者の方から積極的な改善提案をしてくれるかどうかが、業者選びの1つの基準となります。

しっかり改善提案してくれる業者であれば、広告費用を追加しても、ちゃんと成果を出してくれるので、任せて損はないでしょう。

4.多少の根気は絶対に必要

ネットショップを始めたからといって、すぐに利益が出たりするなんてことはありえない。

上記でも話したように、ネットショップは実店舗と何も変わらない。変わるのは『人が売るかサイトが売るか』くらいである。

ネットショップが利益を出すためには

人に知ってもらう⇒サイトに訪れてもらう⇒商品を見て買ってもらう

という、最低でも三段階の流れは必要なわけで、とにかくまずは人に知ってもらうことが必要なのである。

あなたのネットショップの知名度が上がるまでには、それなりの時間が掛かるだろうし、その間大きな利益も見込めないだろう。

だからといって見切りをつけるのではなく、根気をもってショップを運営し続けることが大切だということを忘れないで欲しい。

5.本当にネットショップを持つべきか考える

上記で話してきたことをぶち壊すような事を書いているかも知れないが、あなたが本当にネットショップを開業すべきか、今一度考えてみてはどうだろう。

もしも今、それなりに良い稼ぎを得ていて、それ以上の儲けは要らないというのであれば、ネットショップを開業する必要はないだろう。開業するというのは、新たな知識をみにつけ、労力を使うということなのだから。

しかし、あなたが少しでも『売上を上げたい』だとか『自分の作った商品を世に広めたい』という事を考えているのであれば、上記の事を踏まえつつ、ネットショップを開業するために奮起するべきではないだろうか。

リスク回避のためにもまずは無料のネットショップを活用しよう

前項の事を踏まえたうえで、ネットショップが必要だと感じたのであれば、リスクを回避するためにもまずは無料のネットショップを活用しましょう。

個人的にオススメのネットショップがBASE(ベイス)というネットショップ構築システムを提供しているサービスなんですが、こちらであれば無料で、しかも簡単にネットショップを構築することが出来ます。

テンプレートも結構豊富で、全てスマートフォン対応のデザインとなっているので、構築に時間も掛けることもなく、それこそ1日あればネットショップを構築することが可能です。

Yahoo!ショッピングやFC2カートを利用してネットショップを構築することも可能ですが、デザインをカスタマイズする手間を考えると、断然BASEの方がオススメ。

ただ、クレジットカードで会計する際に取られる手数料は若干高めに取られるのがネックではありますが、そのデメリットを差し引いても有り余るだけのメリットがあるので、試してみる価値はあるのではなかろうか。

失敗してもリスクが殆ど無いのであれば、やらない理由はありませんから、まずは挑戦してみよう。

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