何かを成し遂げるための目標を作るとき、高く設定しすぎて乗り越えられず、結局挫折してしまったという経験はありませんか?
目標のハードルを高く設定するのは誰もがやりがちなことですが、実は低めに設定したほうが物事が上手く運ぶのです。
そのロジックについて今回は紹介していきます。
大きなハードル1本<小さなハードル10本
目標を立てるとき、同時に達成するにはどうするかという「プラン」も考えますよね。大抵の場合、大雑把に「〇〇をやればクリアできる!」という安直な考えにシフトしてしまいがちですが、大雑把なプランだと失敗しがちになってしまうのは当然のこと。
目標へのハードルを高く設定するというのは、物事を大雑把に考えているのと同義です。
リスクを少しでも回避するためにも、ハードルは低めに設定しましょう。一つ一つのハードルが低ければ、クリアするのも容易ですし、数が多くてもそれほど苦にはなりません。
小さなハードルであってもクリアした時の達成感は味わえます。達成感をバネにして次のハードルをクリアしていくというパターンを繰り返せば、いつの間にか全てのハードルをクリアし、いつの間にか目標を達成できているはずです。
そもそも自分に不釣り合いな目標ではないか考える
設定した目標が、そもそも自分のレベルでは到底不可能な目標ではないかを考えてみましょう。
不可能という言葉をあまり使いたくないし、考えたくない気持ちはわかりますが、リスクヘッジをする上で、リスクを減らした上で最高のパフォーマンスが出来るかどうかを常に考えることが大切です。
達成すれば10の見返りが貰えるけどリスクは高い目標よりも、4の見返りしかもらえないけどリスクはそれほど高くない目標にチャレンジしたほうがよっぽど有意義です。イチかバチかの勝負をするよりも勝てる戦を積み重ねる事が大切だということは覚えておいてください。
絶対に目標達成までの期限を決める
目標を設定したのであれば、絶対に期限を設定すべきです。
長めであろうと短めであろうと、期限を設定しておけば【成功か失敗か】の判断をすることが出来ます。そのため、成功しても失敗しても、次の対策を立てやすくなるのです。
トライ・アンド・エラー方式でブラッシュアップしていけば、少しずつ成功率も上がり、最終的に目標を達成できるようになります。また、成否の判断だけでなく、そもそも自分が設定した期限が適正だったかということも判断できるため、タスク管理も上達してくるでしょう。