Appleもここまでするか…。
【検証2】iOS 9の広告ブロックがGAを無効化!の件を、広告屋として調べてみた(+Optmizely)【150923更新】
ここ最近巷で賑わっているアドブロック関連の話題ですが、まさかアナリティクスの計測までブロックされるとは驚きを隠し切れない…というか隠さないよねここまで来たら。
因みに、アドブロックというのは、拡張機能やアプリケーションを利用してWEB上の広告をブロックして非表示にしたりする機能のことです。
一見、利用者からすると非常に有意義なサービスかと思われがちな機能ですが、実際の所はそうでもありません。アドブロックを利用することで、どういったことが起こりうるのかをちょっと考えてみましょうか。
1.GA(グーグルアナリティクス)の計測が上手く行かずに正確な運用が出来ない
上記で紹介した記事にも書かれていましたが、アドブロックの弊害としてGAの計測が弾かれているという報告が上がっています。
検証環境を書くと長くなるので、先に結論を。
GAの計測は、使うアプリ次第
SEO上位にあるアプリ「Crystal」はGAの計測ができない。
YTM配下は計測できない
Optimizelyもアプリ次第
これだけでもインパクトが大きい。
インストールが増えれば、の話だけども。
今現在iOSのアドブロック機能として普及しているのはCrystalという機能で、コイツを使用するとGAの計測が弾かれてしまう模様。
ここまでGoogleを敵視するか…って感じですよね。
Googleはこれまで広告で売上をあげていたのをわざとブロックして、ブロックする代わりにAppleが料金を取るというのは正直な話、本末転倒な気がするんですが。
ニーズとしては間違っていないかもしれませんが、個人的にAppleにはこういったことをして欲しくなかったです。
2.将来的には様々なサイトが潰れる可能性も
アドブロックが広まる事に対してあまり肯定的でない理由としては、将来的に潰れるサイトが増える可能性があると危惧しているからです。
今現在、WEB上では有益なサイトを無料で閲覧することが出来ますが、こういったサイトの多くは広告収入により運用されていることが殆どで、広告がブロックされるということは、売上が無くなってしまうという可能性もはらんでいます。
売上が下がってしまうと、今度は運営が立ちゆかなくなり、結果的にサービスを終了してしまうわけです。
非常に便利だと思っている機能がサービスを殺してしまうというのは、なんとも言えない気持ちになります。
3.まとめ
僕はアドブロックを使ったことがありませんし、いまいち良さがわからないから何ともいえないのですが、今あなたが見ているそのWEBサイトがアドブロックのせいで潰れてしまうかもしれないと考えるたら、色々と考え方が変わるかもしれませんね。
因みにイーコは今のところ儲けとは別次元の場所にいるので問題無いです(^q^)