Googleアナリティクスをでアクセス解析をしていると、よく目につくのが(not set)と(not provided)の文字。
どのキーワードで流入しているかもよくわからないし、大抵の場合一番セッション数が多いのもコイツらだから、なんだかなー…と思って調べてみました。
Googleアナリティクスを使っている人は絶対に見ておいたほうが良いと思います。
1.not setとは
not setというのは、参照元が完全に不明のアクセスで、キーワードの情報が無かったり、何処かのページからリダイレクトで飛んできた時など、アナリティクスではアクセス元が計測できなかった時などにnot setになるようです。
また、not set内の全てというわけではありませんが、リファラーだったりトラフィックスパムだったりするようです。
トラフィックスパムかどうかが気になる方は、アナリティクスの
[集客⇒全てのトラフィック⇒参照元/メディア]
を開いて、怪しいURLからのアクセスがないかを調べてみましょう。
URLを検索してみると、大体スパム報告をあげている記事が見つかるはずですので、そちらを参考にしてみてください。
2.not providedとは
not providedに関しては、アクセス元は判明していますが、Googleが意図的にアクセス元を隠している場合にこの表示になります。
何故意図的にアクセス元が隠されているのかというと、GoogleがSSL化を進めているのが原因。
SSL化というのは、ざっくりいうとセキュリティを強化するための通信方法で、セキュリティを強化したからアナリティクスに表示させねーよ(セキュリティの観点で悪用されないために)って感じです。
悪質なトラフィックスパムでないだけマシですが、何のキーワードで検索されて、何処から来ているのかが計測できないのはやきもきしますね。
3.まとめ
今までずっと違いがわかりませんでしたが、調べてみると意外にもわかりやすかったので、こちらでも共有しました。
not providedはまだしも、not setの計測値に関しては少し警戒しておいたほうが良さそうですね。
冒頭でも書きましたが、Googleアナリティクスを使っている人であれば、知っておいて損はない事だと思うので、今後は気にしながら解析してみましょう。