学校がFacebookを積極的に取り入れるなんてにわかには信じがたい話ですが、こんな記事がありました。
Facebookがトップクラスの公立学校とパートナーシップを締結、その狙いは?
どうやらアメリカの学力優秀校と3年間のパートナーシップ契約を結んだようです。
記事の中で
生徒が実際に何の授業を選択し、どの教室で授業を受けているのかといった現状は、サードパーティ製のソフトウェアを使って管理していたのですが、全ての業務はたった1人のエンジニアに任されていたそうです。たった1人で生徒の動向を管理するのは大変だったようで、ソフトウェアの処理速度が遅すぎたり、生徒が授業で使うChromebookへログインするのに複数のアカウントを運用する必要があったり、さまざまな問題が生じました。
とあるように、どうやら1人のエンジニアに任せて管理するのには限界があったようですね。
このパートナーシップを結んだことにより、Facebook側からエンジニアの派遣等も行ってソフトウェア部門をバックアップするプロジェクトを立ち上げることになり、ソフトウェアを強化する狙いのようです。
そして、実はソフトウェアの開発も既に終わっており、「Personalized Learning Platform(PLP)」というソフトウェアを開発してリリースしている模様。
このプログラムを将来的に無償で配布するということも発表しており、これにはちょっと驚きです。
引用元:GIGAZINE
そもそもFacebookが教育事業に手を伸ばすという考えに至った事自体驚きを隠せませんが、どうやらそれはマーク・ザッカーバーグが考えていた社会奉仕事業の一貫として行われるとのこと。
考えてみたら、ここ数年でインターネット上の教育サービスは異常な程進化してきたような気がします。
しかも無料の学習サービスが多いですし、このままインターネットの普及が進めば学習が行き届いていない地域でも気軽に勉強ができるようになるかもしれませんね。
ITの未来は、意外と明るいかもしれない。