これからIT業界を目指す人が受け止めておくべき5つの現実と真実

これからIT業界を目指す人が受け止めておくべき5つの現実と真実

これからIT業界を目指そうとしている人にとっては少し酷な記事かもしれませんが、早いうちから理想と現実を知っておくことは決して悪いことではありません。

もしかしたら『そんなの知ってるよ!』といいたくなるかもしれませんが、そこはぐっと飲み込んで頂いて、とりあえず読んでみてください。

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1.IT業界は全然華やかじゃない

まず、専門学校などを卒業している人は例外ですが、IT業界を未経験で目指す人の理由の多くは『デザイン楽しそう!』とか『私服で仕事できるし和気あいあいとしてそう』という安直な理由が殆どです。

ハッキリ言って全然華やかじゃないからね( ゚д゚)

僕も最初はIT業界に入ったらデザインとかするだけで楽しそう!という安直なイメージで職につきましたが、いざ入社してみると『こーでぃんぐ…?なにそれむり…』ってなり、半泣きになりながら必死でコーディングを覚えました。

その結果デザイン何それ美味しいの?というくらいのステ振りになってしまいましたが。

この記事を読んでいるあなたがIT業界にどんな希望を持っているのかはわかりませんが、希望のハードルを一段回くらいは下げておいたほうが自分のためですよ。

2.3年以上この業界でやっていける人は少ない

IT業界は離職率がえげつないです。

同じ時期に入社した同僚が10名いたとしても、3年以内には半数以下になっていることなんてザラですし、1年以内に3分の1は辞めていきます。

これは、前の項目で話をしたように理想と現実のギャップを感じて退職していく人が殆どで、直感的に自分に合わないと感じる人が多いためです。

3.給料も低いし残業も多い

これは僕の実体験ですが、IT業界に勤めているという話をすると、同業者でない限り仕事はキツイけど高給取りというイメージが高いです。

実際は仕事はきついし給料も低いというのが真実です。

周りの業種と比べてもIT企業で勤めている人の給料は低く、残業代も満足にでない事が殆ど。(みなし残業って本当に素敵な制度ですよね)

勿論、ちゃんと残業代も出してくれるし、年々給料が上がっていく会社もあるにはありますが、最初からそういった会社に入れることは稀で、ほぼ100%上で説明しているような会社に入ることになるでしょうね。

4.年収を上げたいなら技術を身につけて転職するのが基本

IT業界で年収を上げるためには、転職によって年収を上げるのが基本的と言われています。

技術を身につけて、次の会社を見つけて給料を交渉するのが、収入アップの一番の近道なんです。

IT企業の殆どはベンチャー企業ですし、年功序列というわけではないので、いつか給料を上げてもらえるという安直な考えで勤めるのは辞めましょう。

あなたが高い技術を身につけており、上司が眼を見張るようなレベルであれば給料アップも望めますが、その状況を創りだすよりも、転職したほうが簡単に給料は上がるはずです。

但し、技術もないのに転職しても給料は上がるはずもなく、逆に下がってしまう可能性もありますので注意して下さい。

5.常に自発的に勉強しないと置いて行かれる

IT業界で働くということは、目まぐるしく変わり続ける技術革新の流れに身を投げ出すことです。

常に新しい情報を取り入れる柔軟な考えがないと、すぐに置いて行かれてしまいます。

流石にIT業界のすべての情報を追うことは難しいことですが、デザイン系の仕事をしているならデザインの情報を、プログラミングをしているならプログラミングの情報を追い続けられるようにはしておきたい所です。

情報収集が得意な人はちょっとだけ有利かもしれませんね。

6.まとめ

散々書いてきましたが、僕はIT業界が好きです。

少なくともひたすら事務作業をしているよりは楽しいし、新しい情報に触れていられるのはある意味幸せなことだと思っています。

結局のところ、向き不向きが強い業界なんですよ、このIT業界という特殊な業界は。

これからIT業界を目指そうと思っている人は、まずは自問自答してみて、それでも良いなら挑戦してみてください、応援してますよ。

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シェアしてくれたら凄く喜びます(*‘ω‘ *)ナンデモシマスカラ!!