沖縄でIT業界に転職する際に気をつけたいこと

やだ…沖縄のIT業界の給料低すぎ…

こんなことを書いているとなんだか怒られそうな気がしますが、まぁ気にしない。

自分でいうのもなんですが、沖縄のIT業界の給料は低い。それはもう半端じゃあないほどに。

今まで県内のIT企業をいくつか渡り歩いてきたが、大抵の場合時給換算で700~850円程で、正社員に上がったとしても手取り13万~15万(交通費等除く)というのが相場です。

ただ、その割には県外企業が多い。というか8割方県外企業といっても過言ではないでしょう。

そのことも相まってか、いざ新たにIT業界に転職したとしても、定着率が物凄く低い。これからIT業界に転職しようとしている人には申し訳ないが、それほど華やかな業界じゃないんだな、それが。

それでもIT業界に入りたいんじゃー!って方のために、今回は沖縄のIT業界に転職する際に気をつけるべきことについて紹介していきます。

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沖縄からアジアへ!と謳っている企業は大抵沖縄の事は考えていない

ここ最近のIT企業の傾向として多いのが

沖縄を拠点としてアジアへ手を広げる

というもの。

この手の場合、最終的な終着点としては『人件費の安いアジアの人たちを雇って働かせる』という事に他ならない。
つまり沖縄は通過点としか考えていないため、最終的に蔑ろな扱いを受けてしまったり、キャリアアップを期待することが絶望的。

こういった会社は未経験を安く雇いたいという気持ちが強いので、未経験がITのノウハウを学ぶための入り口としてはまぁ悪くないかもしれないですね、逆に。

若手が中心の職場です(笑)

求人誌を見てみると『若手が活躍している職場です!』という触れ込みをよく見る。

はっきりいって、この手のキャッチフレーズを考える人はどうかしてるのではないだろうか。

若手が活躍していて平均年齢が若いということは、中堅層が少ないということですよね。

いやいや、若手よりも中堅層が一番大切やん?

何で若手はいるのに中堅層は居ないのか?出来たばかりの会社なら可能性は無くはないですが、流石にちょっと怪しいですよね。

この場合、会社の離職率が高く、中堅層が定着しづらい環境である可能性が高いので気をつけよう。

やたらと給料の振り幅がデカいのは地雷

求人を見ていると、【給料:130,000~400,000円】等と、やたらと振り幅の大きい求人があったりしますよね。

僕も最初はそういった求人を見ていると

『うわー、頑張ればこれくらい貰えるのか…せめて25万くらいは欲しいな~』

なんて思ったりしてました。

でもそんなことは幻想でしか無く、9割方もらえる給料は130,000円なので皆さん安心して下さい。

この場合、管理職や役員レベルにならないと給料が上がらないことが殆どなので、昇給を気にする必要なんて無いです。

じゃあどうやって給料を上げたらいいの?

沖縄のIT業界で給料を上げたいなら、まず自分の給料の3倍は稼ぐというのが最低条件です。

13万円の給料を貰っているなら39万円稼がなければならないし、20万円の給料が欲しいなら60万円稼がなければなりません。

会社の経営というのは様々なコストが掛かります。単純に自分の給料以上の金額を稼ぐことができているからもっと金くれよ!とは言ってはいけないのです。

しかし、自分が欲しい給料の3倍以上を稼いでいるのであれば、確実に交渉の余地はあります。当たり前ですよね、稼いでるんだからちゃんと見合った給料をもらって然るべきです。

でもここがオカシイ所。

稼げていない社員には『給料分くらい稼げ』となるのに、稼げている社員に対しては『褒めるけど給料は上げない』というおかしなことが起こっちゃうわけです。これは沖縄以外のIT企業(IT以外含む)も一緒。

社員の稼働に見合った給料を出さないと、いずれは自分の首を絞めることも知らずに、会社は甘い汁を吸い続けるわけです。

…と、話がそれてしまいましたね。

とりあえず給料を上げたいのであれば『欲しい給料の3倍稼ぐ』事を意識してみてください。

どういう所に気をつけて求人を探すべきか

  • 常時出ている求人は避ける
  • 最高額の給料よりも最低額の給料を見て判断する
  • ネットでとにかくレビューを探る
  • 研修制度がしっかりしているか
  • アットホーム過ぎる職場じゃないか(アットホーム(笑)な職場はブラックだってヤミ金ウシジマくんでもいってたね)

これに尽きます。

まとめ

沖縄のIT企業をかなり批判した内容になってしまいましたが、勿論すべての企業がそうというわけではありません。

良い巡りあいがあればしっかりした会社に務めることは出来ます。

まぁ、一番安全な転職方法は『IT業界に勤めている友人のコネ』を使って就職することでしょうか。本末転倒かと思われるかもしれませんが、探せば意外といるものですよ、最近会っていない同級生がIT業界に就職しているとか。

この記事を読んで、少しでも良い職場に就職できる人が増えてくれると幸いです。



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