いくら実力があっても良い上司にはなれない。良い上司になれる定義は人望と少しの優しさ

部下のモチベーションアップを図ろうとして失敗した上司

僕が前の会社に勤めていた時、小さいながらもチームを持たせて貰える機会がありました。

一年程で部署異動することになりましたが、その時に僕が常に意識していたことがいくつかあります。

勿論これが正しいと大手を振っていうことは出来ませんが、こういうやり方もあると考えてもらえれば幸いです。

スポンサーリンク

1.【怒る】のではなく【叱る】

結構心掛けられているようで、実は失念しがちな

【怒る】のではなく【叱る】こと。

部下・後輩がした失敗に心がざわつくのは、少なからず経験がある方も多いでしょうが、そこでむやみに怒っては意味がない。

結局のところ、怒るというのは自分の感情が抑えられずに吐き出しているだけで、罵声を浴びせているだけです。

叱るということは、相手に対して【何故こうなったのか】【どうしたら改善できるのか】など、具体的な提案をしながら注意することで、大声を出して相手を非難することではありません。

一時の感情に身を任せて喋るのは、人間としては◯ですが、上司としては✕なんです。

2.業務で話すだけでなくランチへ誘って話をする

業務の中だけで話しているだけでコミュニケーションが取れていると思ったら大間違いです。

業務の中で話すことはあくまでも【業務】の事だけしか話しません。

社外で話す場を設けないと、本当の意味でコミュニケーションを取ることは不可能なので、ランチに誘ってコミュニケーションを取る事を試みましょう。

因みに、間違っても最初に飲みに誘う事だけは避けて下さい。

ここ最近はプライベートを重視する若者や、そもそも飲みが嫌いな人が増えている為、誘うだけ逆効果になってしまう可能性があるからです。

3.変に指示をせず、相手を信用して任せる事も大切

自分の下に人が付くようになると、仕事を任せることが少しずつ出てきます。

あぁ…自分でやったほうが早いし残業しなくて済むんだけど…

なんて思ってしまうことも多々ありますよね、結局仕事を任せた結果自分も残業しまうなんて日常茶飯事。

そんな時に『代わりにやってあげよう』とか『速く終わらせるためにアドバイスしてあげよう』という気持ちが湧いてくる物ですが、出来るだけ相手を信用して仕事を任せるようにしましょう。

確かに一時は時間が掛かってしかたがないかもしれませんが、部下が成長すればあなたも楽になり、結果的には良い方向へ繋がるのです。

4.モチベーションを保つために一工夫しよう

部下のモチベーションを保つためにはちょっとしたコミュニケーションも大切ですが、それと同じくらい大切なことがモチベーションの維持です。

上司になれば、自分のモチベーションを維持するのは当たり前で、部下のモチベーションの管理も目配せする必要があります。

ただ、それが難しいことだと思い込んでいる人も多いみたいですが、実は割りと簡単にカバー出来ます。

それは

物で釣る!(^q^)

事なんですよw

例えば、夏の暑い日であればメンバーにアイスをご馳走してあげるだけでも構いません。そうすることにより、モチベーションを上げつつコミュニケーションを図ることも出来るわけです。

はっきりいって、このやり方は誰でも簡単にできるのに、活用している人が極小数という非常にあり得ない事実…。

自分の財布からお金が出て行くのがキツイかも知れませんが、低コストでモチベーションと稼働率を上げる最良の方法ですので、覚えておいて下さい。

5.上記の事が出来ない・やりたくない場合

その場合は、あなたが会社の中で誰よりも凌駕する【スキル】を手に入れるしかありません。

圧倒的なスキルを持ち合わせている人の言葉というのは非常に重みがあるので、部下も愚痴はこぼしつつしっかり作業してくれるはずです。

ただ、この場合部下との関係が良好とはいえる状態ではなくなってしまうので注意して下さい。

6.まとめ

人をまとめるというのは簡単なことではありません。

でも、自分が上司にされて嬉しい事を思い浮かべれば、部下との接し方もわかってくるもの。

あなたがもし部下の扱いに悩んでいるのなら、是非紹介している方法を参考にしてみてください。

スポンサーリンク

シェアしてくれたら凄く喜びます(*‘ω‘ *)ナンデモシマスカラ!!