私事ですが、以前から気になっていたMVNOに、先月やっと乗り換えることが出来ました。
これから乗り換えを考えている方も多いと思いますが、取り敢えず1ヶ月間利用してみたレビューをしてみようかと思いまして、筆を執りました。
少しでも参考にして頂けると嬉しいです。
目次
1.MVNOにするに至ったきっかけ
私がMVNOにしようと思い立ったきっかけとして、大手3キャリアの携帯電話利用料が高過ぎると感じたからです。
殆どデータ通信をしない(大抵は自宅でWi-Fiに接続している)し、出先でどうしようもなく困ったときにしかデータ通信をしないのに、毎月8,000円以上も支払わなければならないというのはどう考えてもおかしいと思ってしまったんです。
MVNOにすれば、大抵の場合大手キャリアの利用料よりは安くなるはず。
因みにMVNO業者は沢山ありますが、私は現在IIJmio(みおふぉん)を利用しています。
これといった理由は特にありませんが、ネットで調べた上で、IIJmioの評価が高かったから利用したといった所でしょうか。
実際、4月に入った段階で、楽天電話のようなアプリケーションサービスが始まり、通話料が最大60%お得になるサービスも開始されており、今後更に使い勝手が良くなりそうな気がします。
2.MVNOにして良かったこと
2-1.何といっても利用料が激減した
MVNOを利用して良かったこととして、何といっても料金が安くなることですね。毎月8,000～10,000円程払っていた利用料金が、高く見積もっても3,000～5,000円で収まります。
単純に計算しても、年間の利用料が50%以上削減していることになるんです。
また、MVNOはプランも細かく設定されており、自分の利用頻度と相談しながらプランを選ぶことが出来るため、データ通信をしていないのに無駄にお金を支払う…という事が少なくなります。
大手キャリアもプランにバリエーションは有りますが、それでも価格帯は高めのため、一番下のプランを選んでも中々コストを安くすることが出来ないというのが難点ですね。
2-2.利用できるスマホの幅が増えた
MVNOにすると、利用できるスマートフォンの幅が広がります。
私は他の人と被った物を使用するのが嫌で、出来るだけ周りの人が持っていないようなスマホを使いたかったというのも、MVNOを選んだ理由の1つです。
現在、私はsimフリー端末であるNEXUS5を使用しているのですが、使用している限りでは特に不便を感じていません。
ただ一つ注意して欲しいのは、多くのMVNO業者はdocomoの回線を使用している為、simフリー端末かdocomoの端末しか利用出来ないという難点があるのです。
ソフトバンクの端末も幾つか利用できるという情報もありますが、基本的にdocomoの端末かsimフリー端末を利用していたほうが無難です。新しくスマートフォンを購入した所で、利用出来なければ意味がありませんからね。
3.MVNOにして不便に感じたこと
3-1.サポート(オプション)がほぼ無い
MVNOにしてまずはじめに感じた不便さとして、大手キャリアでは用意しているはずのサポートがMVNOでは無いということですね。
例えば、端末が壊れた際に保証してくれるオプションサービスが、大手のキャリアなら常備されていますが、MVNO業者にはそれがありません。
実際、大手キャリアはこういったサポートが色々上積みされている為に、料金がかさんでしまうということもあるのでしょうが、私はそれが必要とは感じていなかったのであまり不便に思いませんでしたが、やはりこういったサービスが無くなることで不便を感じることがあるかもしれませんので、乗り換えを考えている方は気をつけて下さい。
3-2.キャリアメールが使用できない
個人的に一番不便だと思ったことが、キャリアメールが利用出来ないということです。
初めて携帯電話を手にした時からずっとキャリアメールを利用してきて、キャリアのメールアドレスが知り合いにも浸透しているので、変更したことを伝えるのが一苦労でした。
ただ、ここ最近はFacebookやLine・Skype等、様々なツールを利用して連絡を取ることが出来るため、以前よりはだいぶ楽に乗り換えが出来るようになっています。
一つ注意して欲しいのは、MVNOに乗り換えた場合、業者が提供しているメールアドレスが無いため、フリーのメールアドレスを取得しておかなければなりません。Yahoo!メールのアカウントでも構いませんが、個人的にはGmailアドレスを取得しておく事をオススメします(Android端末を使っているならば尚更)。
まとめ
大手キャリアからMVNO業者に移って1ヶ月、最初の申し込みは少し手間に感じたものの、いざ利用してみると不便に感じることが全くと言っていいほどありません。
それは恐らく、私が普段からスマートフォンを使い倒して居ないからでしょうが、常にスマホを開いてコンテンツを見ているという人でなければ、MVNOに変更することで利用料を削減することが出来るはずです。
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