誰しも一度は経験したことがあると思いますが
ボーナスを貰った後に辞めたくなる
事がありますよね。
考えとしては非常に不謹慎かもしれませんが、多くの人が共感できる話題であることも事実。
ボーナスが少なくて辞めたくなるのか、はたまた貰えるものは貰ったので辞めようと考えているのかはわかりませんが、その選択、本当に正しいものでしょうか?
まずは冷静になって、自分の今置かれている状況を考えてみようではありませんか。
1.衝動的に辞めようと思っていないか
ボーナスを貰った際に辞めたいと思っている人の一番の理由は
ボーナスが少なすぎる
事でしょうね。
自分なりに頑張っているのに上司にはその頑張りが伝わっていない、結果的にボーナスが少なくて、自分がこれまで頑張ってきたことが全否定されているような感覚に陥って、退職したくなってしまう。
ここで考えるべき点としては
- 前回、前々回のボーナスの価格はどうだったか
- 会社の売上が落ちているか
という点に注目すべきです。
前回、前々回のボーナスの価格と見比べてみて、どれだけ少なくなっているのかを明確にしましょう、そして、自分の仕事量がその頃よりも重くなっているのか軽くなっているのかまで考えてみて、正当なのかを考えてみてください。ここはあくまでも客観的に考えることが大切。
もしも会社の売上が落ちているのであれば、ボーナスは少なくて仕方ないかもしれませんし、出ないよりはマシだと思ったほうが良いでしょう。
そのどちらにも当てはまらず、明らかにただボーナスが減らされているだけなのであれば、直談判するか退職を考えても良いと思います。
2.今の会社で働く理由を見つめなおそう
ボーナスを貰った後に辞めたくなった時にもう一つ気をつけて欲しいことは
自分が今、何のために仕事をしているのか
ということです。
特にやりがいを感じているわけでもなく、とにかく収入が欲しいから仕事をやっているのか、それともこの会社で働く意味があるからしがみついているのか…自分はどちらの理由なのかということを改めて見つめなおしましょう。
もしも後者の理由であるならば、このタイミングで辞めてしまうのはあまりにも勿体無いことです。
自分が今いる会社で学びたいことをすべて学ぶことが出来た、もしくはどうしても働き続けることが出来なくなった時に退職は考えましょう。
3.衝動的な退職は繰り返すもの
一度衝動的に退職をしてしまうと、次同じような状況に陥った時も退職を選んでしまう可能性が高いです。
衝動的で無意味な退職を繰り返してしまうと、履歴書に傷がつきますし、年齢を重ねれば重ねるほど再就職が難しくなってしまうということは覚えておいてください。
4.まとめ
まぁあれです、衝動的に辞めることはいけないことではありますが、気持ちは非常にわかります。
ボーナス及び賃金というのは、自分の働きにおける対価です。
時給制のアルバイトならまだしも、仕事の能率などを加味して給与が変動するような会社では尚更その考えは強まります。
どれだけ頑張っても賃金が上がらないのでは、頑張った人に失礼ですし、そのことが原因で結局は退職に繋がり、最終的に会社としてもデメリットしか残らないので、そこは経営陣が考えなければならない点ではないでしょうか。
ボーナスを貰ってすぐに辞めてしまうような人間を擁護するわけではありませんが、会社側にも少なからず原因があるということだけ確かです。
だから、僕は皆が幸せになれるように
日本の賃金高騰しろ!!!
っていう気持ちを呪いにしてばら撒いておこうと思います。