ここ数年、SEO対策を行う上で常に懸念されている問題である【ペンギンアップデート】と【パンダアップデート】ですが、何故そこまで重要視されているかご存知でしょうか。
恐らく殆どの人が、何が脅威なのかもわからないまま適当な対策をしているかと思います。
何となく重要視するのではなく、根拠を知った上で重要視することにより、より一層SEO対策の質を高めることが出来るので、今後の参考として下記を閲覧してください。
ペンギンアップデート・パンダアップデートとは
ペンギンアップデートやパンダアップデートといわれても、パッとしない人も多いでしょう。
そこで、両アップデートの特徴を下記で紹介します。
パンダアップデートの特徴
- サイト内のコンテンツを重視する
- オリジナルのコンテンツかを判断基準とする
- コンテンツ量・専門性を重視する
タブーとしては
- 他サイトのコンテンツを転載する
- サイト内でコンテンツの使い回しを行う(使いまわしでコンテンツを増やしても評価は上がりません)
という事が挙げられます。
パンダアップデートはコンテンツの【質と量】を判断するアップデートのことをいいます。
ペンギンアップデートの特徴
ペンギンアップデートでは基本的にマイナス評価となる事項に当てはまっていなければ気にする必要はありませんが、チェックシートとして以下の項目をチェックしてみてください。
- 品質の低いリンクを大量に受けている(リンクファーム対策)
- 一定期間の内に不自然な被リンクを大量に得ている
- ディスクリプションやキーワードに関連性のない単語が含まれている
- スパムサイトなどからリンクを受け取っている
という事がポイントとなります。
つまり。
パンダアップデートは【コンテンツ(表面)】ペンギンアップデートは【リンク(内面)】に対応したアップデートいうことです。
実は、多くの人がペンギンアップデートの存在を知らず、リンク関連のアップデートに関してもパンダアップデートの所為だと勘違いしています。
実際はアップデートによってチェックするポイントは異なるのです。
何故SEO対策をする上で脅威となっているのか
ペンギンアップデートとパンダアップデートが、SEO対策を行う上で脅威となっている大きな理由として
- アップデートに引っかかると順位が下がる
- 何時行われるかわからない
- 一度下がった順位は戻すのに時間が掛かってしまう(もしくはドメイン変更)
といったものが通説として挙げられます…しかしこれらの問題を一番脅威として考えているのは【SEO対策を生業としている会社】です。
SEO対策を仕事として行っている会社は、大抵【短期間で順位を上げるスパムSEO】を行っており、検索エンジンの穴を突いて順位を引き上げています。
その為、アップデートが実行されて穴が封じられると、その時点で悪質なサイトだと判断されて順位が下がってしまうというわけです。
アップデートの今後の流れ
今後の流れとして、一番初めにいえることは【とにかくコンテンツの質を上げて量を増やす】ということです。
これまでもそうですが、これからもその流れが変わることはありませんし、更に重要視されることでしょう。
また、最近では【ヴェニスアップデート】という地域性を重視した検索結果を表示するアップデートなども行われるようになっており、更にSEO対策が複雑化してくることは間違いありません。
順位が揺るがないSEO対策をする上で、コンテンツの量と質を重視することが何よりも大切だということは覚えておいてください。