SEOを意識して記事を書く際に、画像のaltは意識して記載することは普通だと思いますが、とにかくキーワードを意識して長々と記載したほうがいいのか、それともわかりやすくシンプルに記載したほうがいいのか…という部分で悩む人は多いはず。
実際の所、どれが正解なのかという事は実証されていませんし、確かめることも難しいことではありますが、僕はどちらかといえばシンプルに記載したほうがいいのではないと考えています。
何故なら、altタグというのは元々
アクセシビリティを第一として設定するタグ
だからです。
いくらaltタグの内容をクローラーが判断するからといって、不自然に長々と入れるよりも、キーワードを入れつつわかりやすい記述をする方が、長い目で見た場合高い評価を得られるのではないでしょうか。
altタグというのは、元々【画像が表示されない場合や音声認識ソフトに読み上げてもらう】為に挿入するタグなので、変に入力してしまうのは本来の使い方とは結果的に相違してしまいます。
Google自体、ユーザーの為になるコンテンツこそ最も必要な物で、順位を上げる判断材料として明言している以上、少しでもユーザーが利用しやすいような設定をすることが大前提でしょう。
最近、見栄えを重視して画像を多めにするサイトが増えていて、その分内容をaltタグに閉じ込めようというサイトが見られますが、いくらコンテンツが少ないからといって、altタグにすべての内容をいれこむのはいささか無理があるように思えます。
今後の事を考えるのであれば、altにすべてを入れるのではなくて、やはりテキスト量を多くすることが必須でしょうし、このようなやり方を続けるのであれば、スパム対策としてaltタグの評価が皆無となってしまう可能性もゼロではありません。そのような事になっても誰も得をしないので、今のうちに見直しておいたほうが良さそうです。
SEO対策で小細工をするのはもはや時代遅れとなりつつある中で、どのようにSEO対策を行っていくかとというのは最大の悩み事ではありますが、やはりコツコツやっていくことが結果的に一番の近道になるのかもしれませんね。