どうも、沖縄のニート、ケンヂです。
ブログを書いていると、遅かれ早かれぶち当たる問題、それが『読みやすい文章を書く』ということ。
僕も以前webライターをしている時にこの問題にぶつかってしまって、必死に模索した覚えがあります。
今でも自分が納得できるような文章を書けた!と思うことはそんなに多くはありませんが、最初に比べればだいぶ読みやすい文章を書けるようになってきたとは感じています。
という訳で今回は、文章を読みやすくするために今すぐできることを幾つか紹介していくので、悩んでいる人は参考にしてください。
1 適度に改行する
読みやすい文章を心がけるためには、適度に改行することがとても大切。
せっかく良い文章を書けても、全く改行されていないと内容を伝えることが出来ません。
誤)
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。
正)
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。
メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た。
メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。
2 1つの段落に複数の話題は含めない
1つの段落に複数の話題を含めることは基本的にNGです。
何故なら、読者を混乱させてしまう可能性があるから。
ごちゃごちゃと話題を絡ませて文章を書いていると、読み手は上手く内容を理解することが出来ず、読むことに疲れてしまいます。
例えば、今日食べたご飯の話を書いているのに、昨日食べたご飯のことも一緒に書いてしまうとちょっとごちゃごちゃして読みにくい印象が出てしまいますよね。
説明しづらくて申し訳ありませんが、つまりそういうことです。
なので、1つの段落には1つのルールを守って文章を書きましょう。
3 句読点を多用し過ぎない
web上の文章は、多少句読点が多いくらいで丁度いいとは言われていますが、中には驚くほど句読点を多くつけてしまっている人がいたりしますよね。
句読点を多くつけてしまうと読みにくくなってしまうのは勿論、はたから見ている人にとっては不気味な文章に見えてしまうこともあるので注意が必要です。
誤)
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を、除かなければ、ならぬと決意した。
メロスには、政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで、暮して来た。けれども、邪悪に対しては、人一倍に、敏感であった。
きょう未明、メロスは、村を出発し、野を越え、山越え、十里はなれた、此この、シラクスの市に、やって来た。
メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と、二人暮しだ。
正)
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。
メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た。
メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。
4 書き方を固めすぎるのはNG
最後に。
読みやすい文章を意識してしまうあまり、まるで教科書の説明文のような面白みのない文章になってしまうのは絶対NGです。
読みやすい文章をとことん追求すれば、確かに読みやすさは高まりますが、その分面白みのない文章になってしまいます。
文章を書く上で……特にブログを書く上で一番大切なことは、あなたの持ち味を120%発揮した文章を書くことであって、万人に読まれやすいような文章を書くことではありません。
だから、そこそこ読みやすければいいんです。多少の読みづらさはあなたの個性だと思ってください。
ちなみに僕は読みやすい文章を意識し過ぎるあまり、面白いほど面白みのない文章ばかりを書いてしまうようになってしまいました。今はそれを改善するために試行錯誤している感じですw
皆さんも、読みやすい文章を意識しつつ、自分の持ち味を120%伝えられるような物書きになってくださいね!
それじゃー!